※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。型番・在庫・価格・仕様は変更される場合があるため、購入前にメーカー・販売ページの最新情報をご確認ください。
結論:HIOKI 3280-10FとKEW2200は、どちらもAC1000A・最大導体径φ33mm・平均値方式の小型クランプメーターです。
違いは、3280-10Fが約100g・175×57×16mmとより小型軽量なのに対し、KEW2200は約120g・連続使用約350時間・単4形乾電池×2で電池持ちに余裕がある点です。どちらが上というより、携帯性と電池運用のどちらを重視するかで選びます。
3280-10FとKEW2200の違いを比較
| 項目 | HIOKI 3280-10F | KEW2200 |
|---|---|---|
| 交流電流 | 42.00 / 420.0 / 1000A | 40.00 / 400.0 / 1000A |
| 測定方式 | 平均値整流 | 平均値タイプ |
| 最大導体径 | φ33mm | φ33mm |
| 交流電圧 | 最大600V | 最大600V |
| 直流電圧 | 最大600V | 最大600V |
| 抵抗・導通 | 対応 | 対応 |
| 電流測定カテゴリ | CAT IV 300V / CAT III 600V | CAT III 600V |
| 電圧測定カテゴリ | CAT III 300V / CAT II 600V | CAT III 300V / CAT II 600V |
| 電池 | CR2032×1 | 単4形乾電池×2 |
| 連続使用時間 | 約120時間 | 約350時間 |
| 寸法 | 約175×57×16mm | 約190×68×20mm |
| 質量 | 約100g | 約120g |
仕様はHIOKI、共立電気計器の公式資料を2026年9月に確認。測定カテゴリは測定機能によって異なるため、本体表示・最新取扱説明書も確認してください。
携帯性なら3280-10Fが比較しやすい
3280-10Fは約100g、厚さ約16mmの薄型です。腰袋や測定器ポーチへ入れて持ち歩くことが多い場合は、20gの差だけでなく本体サイズの小ささも比較ポイントになります。
交流電流は最大1000A、導体径はφ33mmで、電圧・抵抗・導通も確認できます。日常的な保守点検で携帯性を優先する場合に候補にしやすい構成です。
電池持ちならKEW2200が有利
KEW2200は連続使用可能時間が約350時間で、電源は単4形乾電池2本です。3280-10Fの約120時間より長く、現場で長時間使う、予備電池を入手しやすい方がよいという場合は比較しやすいポイントです。
交流電流は最大1000A、最大導体径φ33mm。AC/DC電圧、抵抗、導通も測定できます。
CAT規格の違いも確認する
電流測定時、3280-10FはCAT IV 300V / CAT III 600V、KEW2200はCAT III 600Vです。電圧測定はどちらもCAT III 300V / CAT II 600Vです。
ただし『CAT IV表記があるから常に3280-10Fが上』と単純に考えるのではなく、実際に測定する回路のカテゴリと電圧に適合するかを確認してください。
どちらもTrue RMSではない
3280-10FとKEW2200は、どちらも平均値方式です。一般的な正弦波に近い交流では使いやすい一方、インバータやスイッチング電源など波形が歪む設備では、真の実効値(True RMS)対応機種を比較した方がよい場合があります。
HIOKIなら3280-20F系の情報、共立ならKEW2200Rなどが比較候補です。
3280-10Fはフレキシブルセンサ対応
3280-10FはオプションのACフレキシブルカレントセンサCT6280に対応します。通常のφ33mmジョーでは挟みにくい太い導体や狭い場所で、フレキシブルセンサを使える点はHIOKI側の特徴です。
必要な最大電流や測定場所によっては、クランプ径だけでなくオプション対応も確認してください。
どっちを選ぶ?
- できるだけ小型・軽量にしたい:HIOKI 3280-10F
- 電池交換の回数を減らしたい:KEW2200
- CAT IV 300Vが必要な電流測定を行う:3280-10Fの適合条件を確認
- 単4電池で運用したい:KEW2200
- 歪み波形を測る:どちらも平均値方式なのでTrue RMS機を検討
→ 電気工事士向けクランプメーター5機種を比較する
→ クランプメーターはなぜ電線1本だけ挟むのかを見る
よくある質問
3280-10FとKEW2200は直流電流を測れますか?
どちらも直流電圧は測定できますが、直流電流をクランプ測定する機種ではありません。直流電流が必要ならAC/DC対応クランプを選びます。
どちらが高精度ですか?
測定レンジごとに確度条件が異なるため、機種名だけで一律に優劣を決めるのは避けます。必要な電流域・周波数・波形で公式仕様を比較してください。
インバータ設備ならどちらがいい?
波形が歪む可能性がある場合は、3280-10F・KEW2200のような平均値方式だけでなく、True RMS対応機を比較します。
漏れ電流も測れますか?
この2機種は一般的な負荷電流測定用です。微小な漏れ電流を測る場合は、漏れ電流対応クランプメーターを選びます。
まとめ
HIOKI 3280-10FとKEW2200は、AC1000A・φ33mm・平均値方式という基本性能が近い機種です。
携帯性を優先するなら3280-10F、長い電池寿命と単4電池運用を重視するならKEW2200が比較しやすい選び方です。CAT規格やTrue RMSの必要性まで確認して、実際の測定場所に合う機種を選んでください。
参考資料
HIOKI 3280-10F 取扱説明書
共立電気計器 KEW2200 公式製品情報
仕様は2026年9月確認。購入・使用前に最新のメーカー資料と測定カテゴリをご確認ください。







