三相3線200Vの電流計算|kWからA・AからkWの公式と計算例【2026年版】

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結論:三相3線200Vの電流は、入力電力kWが分かる場合、I=P÷(√3×V×力率)で求めます。モーターの軸出力kWから求める場合は効率も考慮し、I=出力P÷(√3×V×力率×効率)を使います。

三相200Vで『○kWは何A?』と聞かれても、力率や効率が分からなければ電流は一意に決まりません。この記事では入力電力とモーター出力を分けて計算します。

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三相200Vを実際に計算する

数値を入れるだけで、三相200VのkW→A、A→kWを参考計算できます。力率・効率を確認したうえで使用してください。

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三相200V kW→A計算

小数・全角数字に対応。力率・効率は0より大きく1以下。電流・電力は運転時の参考値です。 三相は平衡・正弦波、電圧は線間200V。入力電力では効率を使用しません。

条件によって結果が変わります。実際の施工条件を確認してください。本結果のみで施工可否を判断しないでください。

本ツールの計算結果は参考値です。実際の施工では、最新の電気設備技術基準・電気設備技術基準の解釈・メーカー仕様・設計図書・施工要領書・現場条件・使用する電線、配管、機器の仕様を必ず確認してください。資格が必要な電気工事は、必要な資格を有する者が施工してください。本ツールの結果のみを根拠として施工可否を判断しないでください。

関連する解説記事:三相200V kW→A計算

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三相200V A→kW計算

小数・全角数字に対応。力率・効率は0より大きく1以下。電流・電力は運転時の参考値です。 三相は平衡・正弦波、電圧は線間200V。入力電力では効率を使用しません。

条件によって結果が変わります。実際の施工条件を確認してください。本結果のみで施工可否を判断しないでください。

本ツールの計算結果は参考値です。実際の施工では、最新の電気設備技術基準・電気設備技術基準の解釈・メーカー仕様・設計図書・施工要領書・現場条件・使用する電線、配管、機器の仕様を必ず確認してください。資格が必要な電気工事は、必要な資格を有する者が施工してください。本ツールの結果のみを根拠として施工可否を判断しないでください。

関連する解説記事:三相200V A→kW計算

三相3線200Vの基本公式

三相交流の有効電力は次の式で表せます。

P=√3×V×I×cosφ

したがって、電流Iは次のように求めます。

I=P÷(√3×V×cosφ)

  • P:有効電力(W)
  • V:線間電圧(V)
  • I:線電流(A)
  • cosφ:力率

三相200VならV=200を代入します。kWを使う場合は1000倍してWへ直します。

入力電力kWからAを求める

たとえば三相200V、入力電力5.5kW、力率0.80なら、

I=5500÷(1.732×200×0.80)≒19.8A

この計算は『5.5kWが電気入力』として分かっている場合です。

モーター出力kWからAを求める

モーターの銘板にあるkWが軸出力の場合、電気入力は効率分だけ大きくなるため、効率ηも入れます。

I=出力P÷(√3×V×力率×効率)

出力5.5kW、200V、力率0.80、効率0.85と仮定すると、

I=5500÷(1.732×200×0.80×0.85)≒23.3A

ただし力率・効率は機種や負荷率で変わります。実際の定格電流はモーター銘板・メーカー仕様を優先してください。

三相200Vは1kWあたり何A?

力率0.80と仮定した入力電力ベースなら、三相200Vでは1kWあたり約3.6Aです。

入力電力 200V・力率0.80の概算電流
1.0kW 約3.6A
1.5kW 約5.4A
2.2kW 約7.9A
3.7kW 約13.4A
5.5kW 約19.8A
7.5kW 約27.1A
11kW 約39.7A

※入力電力・力率0.80とした計算例です。モーター出力kWから求める場合は効率も必要です。

AからkWへ逆算する方法

電流から有効電力を求める場合は、元の式を使います。

P=√3×V×I×力率

たとえば三相200V・30A・力率0.80なら、

P=1.732×200×30×0.80≒8.31kW

20Aなら同条件で約5.54kWです。ただし、これも力率を0.80と仮定した入力電力の概算です。

力率を入れ忘れるとどうなる?

力率を1.0として計算すると、実際より小さい電流を見積もることがあります。特にモーターなど誘導性負荷では、銘板や仕様書の力率を確認します。

また、インバータ駆動設備では波形が歪むことがあり、実測する場合はTrue RMS対応の測定器が必要になるケースがあります。

→ HIOKI 3280-10Fと3280-20Fの違いを見る

三相モーターは始動電流にも注意

モーターは始動時に定格電流より大きな電流が流れることがあります。そのため、計算した運転電流だけでブレーカー容量を決めることはできません。

始動方式、モーター特性、保護協調、メーカー指定などを確認します。

→ 三相200Vのブレーカー容量・3P3E・モーター回路の選び方を見る

電線サイズも計算電流だけで決めない

電線・ケーブルは、許容電流、布設方法、周囲温度、条数、電圧降下、端子適合などを合わせて検討します。

→ 電線サイズを許容電流・電圧降下・ブレーカーから決める手順を見る

クランプメーターで実測する方法

三相3線の負荷電流をクランプメーターで測る場合は、各相の導体を1本ずつ挟みます。3本まとめて挟むと磁界が打ち消し合い、通常の負荷電流は正しく測れません。

→ クランプメーターはなぜ電線1本だけ挟むのかを見る
→ 電気工事士向けクランプメーター5機種を比較する

まとめ

三相3線200Vの電流計算は、まず入力電力なのかモーター出力なのかを確認することが重要です。

入力電力なら I=P÷(√3×V×力率)、モーター出力なら効率も加えて計算します。計算値は見積り・確認には便利ですが、最終判断は機器銘板・メーカー資料・施工条件を優先してください。

計算例は力率・効率を仮定した概算です。実設備では銘板値・メーカー仕様・設計図書をご確認ください。