VVF2.0-3C(2.0mm・3心)の許容電流は、メーカーの公表条件の一例では20Aです。同じ条件のVVF2.0-2Cは23A。これは周囲温度40℃、気中・暗きょ布設、1条での比較例であり、どの現場でも20Aまで使えるという意味ではありません。
特に「20AブレーカーならVVF2.0-3Cで必ずよい」とは判断できません。施工場所の温度・布設方法・回路方式・負荷・電圧降下・使用する線心を確認する必要があります。
先に結論:数値の違いを知りたい人は下の2C・3C比較表を、実際の回路選定を考えている人は「20Aブレーカーなら必ず使える?」の項目も確認してください。
VVF2.0-3Cの許容電流の例
SWCCの公開資料では、VVF 2.0mm・3心1条の気中・暗きょ布設(周囲温度40℃)で、許容電流20Aの例が示されています。
同じ条件の2心1条では23Aのため、同じ2.0mmでも3心の方が許容電流が小さくなります。
| VVF 2.0mm | 許容電流の例 |
|---|---|
| 2心1条 | 23A |
| 3心1条 | 20A |
※気中・暗きょ布設、周囲温度40℃のメーカー公開例です。実際の施工条件で確認してください。
なぜ3Cの方が許容電流が小さい?
ケーブル内部で通電する線心が増えると、発生した熱が逃げにくくなります。そのため、同じ導体径でも心数や布設条件によって許容電流が変わります。
20Aブレーカーなら必ずVVF2.0-3Cでよい?
許容電流だけを見て決めるのではなく、回路用途、使用する線心数、負荷、配線距離、電圧降下、周囲温度などを確認します。
VVF1.6mmと2.0mmの違いはVVF1.6mmと2.0mmの違いでまとめています。
ブレーカーと電線サイズの関係はブレーカー容量と電線サイズの選び方も参考にしてください。
3Cでも3本すべてに同じ電流が流れるとは限らない
実際の回路では、接地線として使う線心、中性線として使う線心など、回路方式によって役割が異なります。そのため、単純に『3本あるから3本全部が負荷線』と判断しないことも重要です。
まとめ
VVF2.0-3Cの許容電流は、メーカー公開条件の一例では20Aです。同じ2.0mmでも2Cでは23Aの例があり、心数によって許容電流が変わります。
実際の設備では、使用ケーブルのメーカー資料と施工条件を確認して選定してください。







