VVFとCVは、どちらも低圧配線で目にするケーブルですが、構造や想定用途が異なります。「住宅ならVVF、屋外ならCV」と単純に決めず、布設方法、電圧、許容電流、周囲温度、端末処理などを確認して選びます。
VVFとCVの違いを比較
| 項目 | VVF | CV |
|---|---|---|
| 名称 | 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 | 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル |
| 形状 | 一般に平形 | 単心・多心など仕様による |
| 絶縁体 | ビニル | 架橋ポリエチレン |
| 主な選定場面 | 屋内の固定配線など | 幹線・動力配線など |
VVFの特徴
VVFは住宅や建物内の固定配線で広く使われます。代表的な1.6mm、2.0mm、2.6mmは単線ですが、規格全体ではサイズにより構成が異なるため、品番の仕様確認が必要です。シース色だけで種類や用途を断定しないでください。
CVの特徴
CVは架橋ポリエチレン絶縁を採用し、幹線や動力回路などで使われます。心数、導体サイズ、布設条件により許容電流や端末処理が変わります。CVであっても、屋外・直射日光・水中・埋設などへの適否は製品仕様と施工方法を確認します。
選定で確認する項目
- 回路電圧と負荷電流
- 導体サイズと許容電流
- 心数、単線・より線、端末処理
- 屋内外、温度、集合配線、埋設などの布設条件
- 遮断器や接続機器との適合
VVFとCVを接続するとき
異なる種類のケーブルを接続する場合も、導体材質・太さ・構造に適合する接続材と工具を使い、必要な絶縁・防水・ボックス処理を行います。単にねじってテープを巻く方法は避けてください。
関連記事
参考:住電HSTケーブル VVF仕様書/矢崎エナジーシステム CV製品情報
※最終的な選定は、最新の法令・規程、メーカー資料、設計図書に従ってください。






