※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。適用電線・サイズ・在庫は変更される場合があるため、購入前にメーカー・販売ページの最新情報をご確認ください。
ケーブルストリッパーは、見た目が似ていても対象が違います。丸型電線の外被覆を剥くタイプ、CV・CVD・CVTの特定サイズ専用タイプ、シース外径で選ぶタイプを同じ基準で選ぶと失敗しやすいため、まず加工する電線を決めてください。
結論:電線種類と外径・sqで選ぶ
| 機種 | 主な適用 | 選ぶ基準 |
|---|---|---|
| マーベル MC-012 | ビニール系丸型電線(IVなど) | 外被覆φ4〜28mm+0.5〜5.5mm²のストリップ部 |
| 未来工業 TOR-CV1SS | CV・CVD・CVT単心 | 8mm²・14mm² |
| VESSEL 3700KM | ケーブルシース | シース外径8〜28mm |
『CVを剥きたい』だけでは機種を決めず、単心か、多心か、sqはいくつか、シース外径はいくつかまで確認しましょう。
1. マーベル MC-012|外被覆φ4〜28mm
MC-012は、マーベルの製品情報で全長145mm・質量61g・適用ケーブル径φ4〜28mmと案内されるケーブルストリッパーです。ビニール系丸型電線(IVなど)の外被覆を回転・縦方向にカットし、下部には0.5・0.75・1.25・2.0・3.5・5.5mm²のストリップ部があります。
刃の切込みは被覆厚に合わせて調整します。適用外の電線や、芯線へ刃が届く深さで無理に使わないでください。
2. 未来工業 TOR-CV1SS|CV・CVD・CVT単心8/14sq
TOR-CV1SSは、CV・CVD・CVTケーブル単心の8mm²・14mm²に対応するトリッパーCVです。未来工業は、皮むき寸法を10〜50mmの範囲で5mmピッチに調整でき、ケーブルピーラー(替刃)をワンタッチ交換できると案内しています。
8sq・14sqの単心を対象にしている点が明確なので、対応サイズが合う現場では選びやすい製品です。別サイズのCVにはシリーズ内の別本体・替刃があるため、購入前に対象sqを照合してください。
3. VESSEL 3700KM|シース外径8〜28mm
3700KMは、VESSEL公式でシース外径8〜28mm、全長130mm、質量78gと案内されています。本体を回して引く操作でシースを剥き、底部ダイヤルで刃の切込み深さを調整できます。
交換用ブレード1本が本体に収納されています。メーカーは活線使用禁止・絶縁工具ではないと明記しているため、電気が流れている箇所では使用しないでください。
3機種の使い分け
- 外被覆φ4〜28mmの丸型電線を扱う:MC-012の適用を確認
- CV・CVD・CVT単心8sq/14sqを定寸で剥く:TOR-CV1SS
- シース外径8〜28mmを基準に選びたい:3700KM
同じ『ケーブルストリッパー』でも刃の構造と適用対象が違います。電線名だけでなく、メーカーが示す適用径・sqを優先してください。
購入前に確認する5項目
- ケーブル・電線の種類
- 単心・多心の違い
- 導体サイズ(mm² / sq)
- シース・外被覆の外径
- 替刃の入手性と適用品番
芯線を傷付けないための注意
刃の切込みが深すぎると、絶縁体や導体を傷付けるおそれがあります。最初から強く切り込まず、取扱説明書に従って調整してください。傷が入った電線を『少しくらいなら大丈夫』と判断してそのまま施工しないことも重要です。
→ 被覆を剥きすぎたときの芯線傷・確認方法を見る
→ CVケーブル3心の外径一覧を見る
→ ケーブルを切断する工具5選を見る
まとめ
ケーブルストリッパーは『おすすめ順位』より、自分が加工する電線へ適合しているかで選ぶ方が失敗を減らせます。
MC-012、TOR-CV1SS、3700KMは対象が異なるため、購入前に外径・sq・電線種類を照合してから選んでください。
確認元:マーベル製品情報、未来工業トリッパーCV製品情報、VESSEL 3700KM公式製品情報(2026年9月確認)。







