※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。型番・在庫・仕様は変更される場合があるため、購入前にメーカー・販売ページの最新情報をご確認ください。
ケーブルカッターは『大きいほどよい』のではなく、切断する電線の種類とサイズで選びます。IV・CV・VVR・VVFでは必要な切断能力が違い、銅線専用工具を対象外の線材へ使うことも避ける必要があります。
この記事では、現在掲載している5機種を切断能力と用途で整理します。
結論:小径ならN-18・DC-38Z、太線ならFRC-32A・ME-325・ME-500
| 機種 | タイプ | 主な切断能力・用途 |
|---|---|---|
| HOZAN N-18 | 片手タイプ | VVF2.0mm×2芯、IV22mm² |
| ジェフコム DC-38Z | 小型 | IV38mm²・銅線専用 |
| フジ矢 FRC-32A | ラチェット | IV325mm²、CV・VVR太線 |
| MARVEL ME-325 | 大型・倍力 | IV400mm²、CV400mm²など |
| MARVEL ME-500 | 大型 | IV500mm²、CV400mm²など |
腰道具へ常備する小型カッターと、太い幹線を切る大型カッターでは用途が別です。普段扱う最大サイズから選びます。
1. HOZAN N-18|技能試験・小径ケーブル向け
HOZAN公式ではN-18の切断能力をVVF線2.0mmφ×2芯、IV線22mm²と案内しています。重量167gの小型タイプで、第一種・第二種電気工事士技能試験関連製品にも掲載されています。
ハンドルカバーは絶縁ではなく、メーカーは通電箇所で使用しないよう警告しています。
2. ジェフコム DC-38Z|IV38mm²までの小型カッター
ジェフコムの製品資料ではDC-38Zを銅線専用の小型ケーブルカッターとして掲載し、切断能力IV38mm²、全長203mm、質量264gと案内しています。
腰道具へ入れやすいサイズで、IV38mm²クラスまでを扱う場合の候補です。
3. フジ矢 FRC-32A|太線向けラチェット式
FRC-32Aは260mm・610gのラチェット式。フジ矢公式ではIV単芯325mm²、VVR単芯325mm²・3芯50mm²×3芯、CV単芯250mm²(最大325mm²)・3芯60mm²×3芯などの切断能力を案内しています。
太いCV・IV・VVRを扱う現場で、ラチェット機構を使って切断したい場合の候補です。
4. MARVEL ME-325|大型・オートギアシフト機構
ME-325は銅線専用の大型ケーブルカッターです。流通仕様では全長605mm、IV400mm²、VVR60mm²×3芯、CV400mm²、CVT60mm²の切断能力が案内されています。
オートギアシフトによる倍力機構を備えるため、太い銅線ケーブルを手動で切断する用途で比較しやすい機種です。
5. MARVEL ME-500|さらに大きい銅線向け
ME-500も銅線専用の大型カッターです。流通仕様では全長800mm、IV500mm²、VVR100mm²×3芯、CV400mm²、CVT100mm²などが案内されています。
ME-325よりさらに大型なので、普段の最大ケーブルサイズと持ち運びの負担を見て選びます。
ケーブルカッターの選び方
1. まず対象線材を確認
銅線専用、IV用、CV対応など、工具ごとに対象が違います。切断能力の数字だけで選ばないでください。
2. 普段扱う最大サイズで決める
必要以上に大型化すると重量と携帯性で不利になります。小径中心なら片手タイプ、幹線や太線中心ならラチェット・大型タイプを比較します。
3. 活線は切断しない
ハンドルに樹脂カバーがあっても、絶縁工具とは限りません。無電圧を確認し、メーカーの使用条件・現場ルールに従ってください。
→ 電気工事士の工具 完全ガイドはこちら|ケーブルカッター以外の必須工具もまとめて確認できます。
まとめ
ケーブルカッターは、ブランドより対象線材・切断能力・工具サイズで選びます。
VVFや小径IV中心ならN-18・DC-38Z、太いIV・CV・VVRを扱うならFRC-32Aや大型のME-325・ME-500というように、現場で実際に扱う最大サイズから絞るのが分かりやすいです。
確認元:フジ矢、HOZAN、ジェフコム公式情報、MARVEL製品流通仕様(2026年9月確認)。







