PF管にVVFは何本入る?PF16・22・28とケーブル寸法の見方【2026年版】

電線・ケーブル・配管

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PF管へVVFを通すとき、「PF16なら何本?PF22なら何本?」と知りたくなることがあります。

ただし、VVFは平形ケーブルなので、絶縁電線の収容本数表をそのまま使うことはできません。本数を決めるときは、VVFの仕上寸法、PF管の実内径、曲がり、距離、引替え性を合わせて確認する必要があります。

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PF16・PF22・PF28の近似内径

未来工業ミラフレキSSの代表値は次のとおりです。

呼び 外径 近似内径
PF16 約23mm 約16mm
PF22 約30.5mm 約22mm
PF28 約36.5mm 約28mm

VVF1.6・2.0の仕上寸法

SFCCのVVF仕様書では、代表的な仕上寸法は以下のとおりです。

VVF 仕上寸法(約)
1.6mm 2心 6.2×9.4mm
2.0mm 2心 6.6×10.5mm
1.6mm 3心 6.2×13.0mm
2.0mm 3心 6.6×14.0mm

同じ「VVF2.0」でも2心と3心では幅が大きく違います。さらにメーカー・仕様による差もあるため、使用するケーブルの仕様書で確認してください。

なぜ「PF16=VVF○本」と断定しにくいのか

VVFは断面が長方形に近い平形です。1本なら管の中で向きを変えやすくても、2本・3本になると重なり方やねじれ方で必要スペースが変わります。

また、管内で物理的に収まっても、曲がり部分で引っ掛かったり、将来の引替えが難しくなったりすることがあります。

本数を決めるときの実務手順

  1. 使用するVVFの「幅×厚さ」を仕様書で確認する
  2. 使用するPF管の実内径を確認する
  3. 曲がりの数・配管長・入線方向を確認する
  4. 同時入線か、1本ずつ入線するかを考える
  5. ぎりぎりの場合は管サイズを上げる

絶縁電線の32%ルールと混同しない

PanasonicのPF管資料では、異なる太さの絶縁電線を同一管に収める場合、被覆を含む断面積の合計を管内断面積の32%以下とする考え方が示されています。

VVFはケーブルなので、この数字だけから「PF○○にはVVFが○本」と法令上の上限を決めるのは避けましょう。

PF16・22・28の使い分け

短い直線ルートと、長く曲がりの多いルートでは必要な余裕が違います。特に複数のVVFを同じPF管へ入れる場合は、施工性と将来の引替えを考えて、計算上の最小サイズより余裕を持たせるのが実務上重要です。

→ PF管サイズの選び方を詳しく見る

→ 電線管にケーブルは何本入る?収容本数の計算方法と注意点

まとめ

PF管にVVFが何本入るかは、PF管の呼びだけでは決まりません。VVFの心数・導体径で仕上寸法が変わり、平形ケーブル特有の通しにくさもあります。

「物理的に入る本数」と「安全に施工・引替えできる本数」は別と考え、使用材料の仕様書と現場条件から判断してください。

参考資料