2P1E・2P2E・3P3Eとは?ブレーカーの極数と素子数の違いを解説【2026年版】

電気工事の基礎知識

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ブレーカーの銘板やカタログで見る2P1E・2P2E・3P3E。数字とアルファベットだけでは分かりにくいですが、意味が分かると回路に合ったブレーカーを選びやすくなります。

結論からいうと、Pは極数、Eは過電流を検出する素子数を表します。大切なのは、極数だけでなく『どの線に過電流保護素子が入っているか』まで確認することです。

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PとEは何を表す?

  • P(Pole):ブレーカーで同時に開閉する極数
  • E(Element):過電流を検出する素子数

たとえば2P1Eなら、2極を同時に開閉し、そのうち1極に過電流保護素子があります。2P2Eなら2極とも過電流を検出します。

2P1Eとは

2P1Eは、住宅分電盤の100V分岐回路でよく使われます。Panasonicも住宅分電盤について、一般に100V回路には2P1E、200V回路には2P2Eが使われると説明しています。

2P1EはAC100V専用として扱われる製品があり、電源方式や接続位置を間違えないことが重要です。

2P2Eとは

2P2Eは2極とも過電流保護素子を持つタイプです。単相2線式の100V・200Vや、住宅の単相3線式から取り出す200V分岐回路などで使われます。

『2Pだから200V用』ではありません。2P1Eか2P2Eか、定格電圧はいくつかをセットで確認します。

3P3Eとは

3P3Eは3極すべてに過電流保護素子を持ち、三相3線式の回路で使われる代表的な構成です。三相200Vのモーターやポンプ、業務用機器などの回路で見かけます。

三相200Vのブレーカー選定については、三相200Vのブレーカー容量の決め方でも解説しています。

2P1E・2P2E・3P3Eの違い

表示 極数 過電流素子 代表的な用途
2P1E 2 1 100V分岐回路
2P2E 2 2 単相200Vなど
3P3E 3 3 三相3線回路

※実際の適用は製品仕様・定格電圧・配線方式を確認してください。

選ぶときはP/Eだけで決めない

ブレーカー選定では、P/E表示だけでなく、次の項目も確認します。

  • 配線方式(単相2線・単相3線・三相3線)
  • 定格電圧
  • 定格電流
  • 遮断容量
  • 漏電保護の有無
  • 負荷の種類

配線方式の違いは、単相2線・単相3線・三相3線の違いも参考になります。

まとめ

2P1E・2P2E・3P3Eは、極数と過電流保護素子数を表す表示です。数字だけを暗記するより、回路の配線方式と定格電圧を一緒に確認すると間違いを減らせます。

参考資料