電気工事士の平均年収は628.1万円|求人倍率3.84倍・給与差が出る理由【2026年版】

電気工事士の資格・年収・転職

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スポンサー

電気工事士の年収はどのくらいなのか、転職すれば収入は上がるのか気になる人向けに、厚生労働省の最新統計をもとに整理します。

2026年9月時点で、厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」に掲載されている電気工事士の全国平均年収は628.1万円です。平均年齢は41.6歳、ハローワーク求人の有効求人倍率は3.84倍となっています。

※年収は職種統計の平均値であり、第一種・第二種の資格だけで給与が決まるものではありません。勤務先、地域、経験年数、担当工事、役職、残業・賞与などで大きく変わります。

スポンサー

電気工事士の平均年収は628.1万円

項目 全国
平均年収 628.1万円
平均年齢 41.6歳
月間労働時間 163時間
一般労働者の1時間当たり賃金 2,908円
求人賃金(月額・令和7年度) 28.4万円
有効求人倍率(令和7年度) 3.84倍

出典は厚生労働省のjob tagで、年収・年齢・労働時間は令和7年賃金構造基本統計調査を加工したデータです。

なお、2026年6月の月別求人賃金は29.1万円と掲載されています。求人倍率3.84倍という数字からも、電気工事士は人材需要の高い職種であることが分かります。

「平均628万円」でも実際の給料に差が出る理由

電気工事士の給与は、資格を持っているだけで一律には決まりません。特に差が出やすいのは次の項目です。

  • 経験年数と施工できる工事の範囲
  • 第一種・第二種電気工事士などの保有資格
  • 電気工事施工管理技士などの関連資格
  • 一般住宅・ビル・工場・プラントなど担当分野
  • 現場作業員・職長・施工管理・管理職などの役割
  • 勤務地域
  • 残業・休日出勤・出張手当
  • 会社規模と賞与

そのため、自分の給与が平均より低いからといって、資格そのものの価値が低いとは限りません。会社や担当業務を変えることで収入が変わるケースもあります。

第一種と第二種で年収はいくら違う?

公的統計では、第一種電気工事士と第二種電気工事士を分けた全国平均年収がそのまま掲載されているわけではありません。そのため「第一種なら平均○○万円、第二種なら○○万円」と断定するのは適切ではありません。

ただし第一種は、第二種より扱える電気工作物の範囲が広くなります。実務経験や施工管理資格などと組み合わせることで、担当できる仕事や役割が広がり、結果として待遇アップにつながる可能性があります。

電気工事士が年収を上げる5つの方法

1. 第一種電気工事士を取得する

第二種だけを持っている人は、実務経験を積みながら第一種を目指すことで仕事の幅を広げられます。資格手当の有無は勤務先によるため、就業規則も確認しましょう。

2. 電気工事施工管理技士を目指す

現場作業だけでなく、工程・品質・安全・原価などを管理する側へ進むと、役職や給与体系が変わる可能性があります。

3. 工場・プラント・高圧設備など経験の価値を高める

すべての電気工事士が同じ仕事をしているわけではありません。設備規模や担当分野によって求められる経験は異なります。専門性を積み上げることが転職時の評価材料になります。

4. 資格手当・出張手当・賞与を含めて会社を比較する

基本給だけで判断せず、資格手当、残業代、休日手当、出張手当、賞与、退職金などを含めた年収で比較することが大切です。

5. 転職市場で自分の条件を確認する

今すぐ転職するつもりがなくても、求人情報を見ると「自分の経験と資格ならどの程度の条件が提示されるのか」を把握できます。現在の待遇が適正か判断する材料にもなります。

電気工事系の求人条件を比較したい人へ

建設キャリアプラスは、第一種・第二種電気工事士、電気工事施工管理技士、電気主任技術者などを対象資格として案内している転職支援サービスです。今すぐ転職を決めていなくても、年収・休日・勤務地・仕事内容を比較する材料にできます。

→ 建設キャリアプラスの対象資格・特徴・利用前の確認点を見る

求人倍率3.84倍はどう見る?

有効求人倍率3.84倍は、求職者1人に対して単純計算で複数の求人がある状態を示します。ただし、地域や経験、希望給与によって応募できる求人は異なるため、「必ず好条件で転職できる」という意味ではありません。

一方で、電気工事士の資格や実務経験を持つ人にとって、条件を比較する余地がある市場と考える材料にはなります。

年収だけで転職先を決めない

転職時は年収だけでなく、次の条件も確認してください。

  • 年間休日
  • 残業時間
  • 休日出勤の頻度
  • 出張の有無
  • 資格手当
  • 昇給制度
  • 賞与実績
  • 仕事内容と担当設備
  • 施工管理中心か現場作業中心か

年収が高くても、労働時間や出張頻度が自分に合わなければ長く働きにくくなります。手取りだけでなく働き方全体で比較することが重要です。

→ 電気工事士の求人票で確認したいポイント / → 年間休日の見方

まとめ:電気工事士は年収と求人需要の両面で選択肢がある

厚生労働省job tagの最新データでは、電気工事士の全国平均年収は628.1万円、平均年齢41.6歳、有効求人倍率3.84倍です。

ただし平均値はあくまで目安です。資格、経験、勤務先、工事分野、役職によって待遇は変わります。

収入を上げたい場合は、資格を増やすだけでなく、現在の経験が転職市場でどの程度評価されるのか確認することも選択肢です。

関連記事:
電気工事士が年収を上げる5つの方法
転職するときに見るべき条件7つ
建設キャリアプラスは電気工事士向け?

出典:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 電気工事士」。2026年9月確認。統計値は調査・更新時期により変更される場合があります。