公式過去問17問で解こう
片道と往復、中性線の電流、遮断器とコンセントの条件を、図と計算で確かめます。
「こう長は2倍にするの?」「単相3線式では中性線にも電流が流れる?」「30Aの回路に15Aコンセントを2個付ければよい?」。配電理論・配線設計は、図の条件を一つずつ読むと整理できます。
2024年上期・下期、2025年上期・下期、2026年上期の公表学科試験(筆記方式)から17問を選びました。許容電流の電流減少係数、年度別の配線図問題とは分けて練習できます。数値の選択肢は、公式問題の共通指示どおり最も近い値を選んでください。
この記事には、もしもアフィリエイト広告が含まれます。図・表は公式PDFの必要範囲を切り出しています。選択肢を押すと正誤が表示されます。解説は「答え・短い解説を見る」で開きます。
最初に確認する3つのこと
- 単相2線式の電圧降下:行き帰りの抵抗を足す。片道の長さなら2倍する。
- 単相3線式の抵抗負荷:中性線電流は両側の電流の差。等しい場合は0A。
- 分岐回路:遮断器までの電線と、その先の電線・コンセントを分けて判定する。
ここで扱うのは掲載した試験条件での解き方です。実際の設備設計では、施工方法や保護協調なども含めて確認します。
電圧降下|行きと帰り、区間ごとの電流
片道の長さを往復へ換算し、電源側へ戻るときは電圧降下を足します。
演習1 こう長8mの電圧降下
図のように,電線のこう長8 mの配線により,消費電力2 000 Wの抵抗負荷に電力を供給した結果,負荷の両端の電圧は100 Vであった。配線における電圧降下[V]は。
ただし,電線の電気抵抗は長さ1 000 m当たり3.2 Ωとする。

答えを選択してください。
イ.1
ロ.2
ハ.3
ニ.4
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正解:イ.1
① 条件を読む
2 000Wは負荷が使う電力、100Vは負荷の両端の電圧です。こう長8mは片道の長さで、電流は行きと帰りの2本を通ります。
② 解く手順
まず負荷電流をI=P÷V=2 000÷100=20Aとします。次に電線1本の抵抗を3.2×8÷1 000=0.0256Ω、往復を0.0512Ωと計算します。
③ 正答の根拠
配線の電圧降下は20×0.0512=1.024V。数値の選択肢は最も近い値を選ぶので、1Vのイです。
④ 他の選択肢と迷う点
2・3・4Vはいずれも1.024Vから離れます。こう長をそのまま使うと往復の片側が抜けます。負荷の100Vをそのまま電圧降下と考えないようにします。
⑤ これだけ覚える
単相2線式の電圧降下=電流×電線1本の抵抗×2。こう長は片道。
演習2 こう長12mの電圧降下
図のように,電線のこう長12 mの配線により,消費電力1 600 Wの抵抗負荷に電力を供給した結果,負荷の両端の電圧は100 Vであった。配線における電圧降下[V]は。
ただし,電線の電気抵抗は長さ1 000 m当たり5.0 Ωとする。

答えを選択してください。
イ.1
ロ.2
ハ.3
ニ.4
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正解:ロ.2
① 条件を読む
負荷は1 600W・100V、電線は片道12mです。5.0Ωは1 000m分の抵抗なので、12m分へ換算します。
② 解く手順
I=1 600÷100=16A。電線1本は5.0×12÷1 000=0.06Ω、往復2本では0.12Ωになります。
③ 正答の根拠
電圧降下は16×0.12=1.92V。最も近い2V、ロが正解です。
④ 他の選択肢と迷う点
イの1Vは片側の0.96Vだけを求めた場合に選びやすい値です。ハの3V、ニの4Vも往復抵抗0.12Ωと16Aの積にはなりません。
⑤ これだけ覚える
負荷電流を出す→1本の抵抗へ換算→往復2本を掛ける。
演習3 途中にも負荷がある電圧降下
図のような単相2線式回路で,c–c′間の電圧が99 Vのとき,a–a′間の電圧[V]は。
ただし,rは電線の抵抗[Ω]とする。

答えを選択してください。
イ.102
ロ.103
ハ.104
ニ.105
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正解:ニ.105
① 条件を読む
末端c–c′が99Vで、途中b–b′にも10Aの負荷があります。a–b区間には2つの負荷へ向かう電流が流れます。
② 解く手順
b–cの行き帰りは各10Aなので、降下は2×0.1×10=2V。a–bは10+10=20Aなので、降下は2×0.1×20=4Vです。
③ 正答の根拠
電源側の電圧は末端電圧に配線の降下を足します。99+2+4=105Vなのでニです。
④ 他の選択肢と迷う点
イの102Vは一方の線だけの降下3Vを足した値、ロの103Vは全区間を10Aで計算した値です。ハの104Vも区間別の電流と往復を反映していません。
⑤ これだけ覚える
分岐のある回路は区間ごとに電流を決める。上流には下流負荷の合計が流れる。
演習4 電圧降下4V以内の最小断面積
図のような単相2線式回路において,配線の長さは100 m,負荷電流は10 Aで,抵抗負荷が接続されている。配線の電圧降下(Vₛ−Vᵣ)を4 V以内にするための電線の最小太さ(断面積)[mm²]は。
ただし,電線の抵抗は表のとおりとする。

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イ.5.5
ロ.8
ハ.14
ニ.22
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正解:ハ.14
① 条件を読む
片道100m・電流10A・許される降下4Vです。図の表は1km当たりの導体抵抗で、5.5・8・14・22mm²に対し3.33・2.31・1.30・0.82Ω/kmです。
② 解く手順
往復長さは200m=0.2km。電圧降下は10×0.2×表の抵抗=表の抵抗の2倍になります。細い電線から順に確認します。
③ 正答の根拠
5.5mm²は6.66V、8mm²は4.62Vで超過。14mm²は2.60Vで条件を満たし、22mm²は1.64Vです。条件を満たす最小は14mm²、ハです。
④ 他の選択肢と迷う点
ニの22mm²も4V以内ですが「最小」ではありません。ロの8mm²は4.62Vなので、四捨五入して4V扱いにすることはできません。
⑤ これだけ覚える
上限以内かを各候補で確認し、条件を満たす最も細い電線を選ぶ。
単相3線式|平衡と不平衡で分ける
外線と中性線に流れる電流を決めてから、電圧降下や電力損失を計算します。
演習5 平衡した単相3線式の電力損失
図のような単相3線式回路において,電線1線当たりの抵抗が0.1 Ω,抵抗負荷に流れる電流がともに15 Aのとき,この配線の電力損失[W]は。

答えを選択してください。
イ.45
ロ.60
ハ.90
ニ.135
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正解:イ.45
① 条件を読む
両側の抵抗負荷電流がともに15Aで等しい単相3線式です。外線2本には15A、中性線には差の0Aが流れます。
② 解く手順
電線が熱として失う電力はI²rです。1本分は15×15×0.1=22.5W。電流の流れる外線2本分を足します。
③ 正答の根拠
22.5+22.5+0=45Wなのでイです。中性線が存在しても、この平衡条件ではその損失は0です。
④ 他の選択肢と迷う点
ロの60W、ハの90W、ニの135Wは各線のI²rを足した45Wと一致しません。電圧降下のIrと電力損失のI²rを取り違えないでください。
⑤ これだけ覚える
平衡した抵抗負荷の単相3線式では中性線電流0A。損失は外線2本のI²rの和。
演習6 単相3線式から2線式へ変えた損失
図1のような単相3線式回路を,図2のような単相2線式回路に変更した場合,配線の電力損失はどうなるか。
ただし,負荷電圧は100 V一定で,負荷A,負荷Bはともに消費電力1 kWの抵抗負荷で,電線の抵抗は1線当たり0.1 Ωとする。

答えを選択してください。
イ.1/4倍になる。
ロ.1/2倍になる。
ハ.2倍になる。
ニ.4倍になる。
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正解:ニ.4倍になる。
① 条件を読む
負荷A・Bはどちらも1kW・100Vなので各10Aです。図1は各外線10Aで中性線0A、図2は2負荷が並列で電源線各20Aです。
② 解く手順
図1の損失は2×10²×0.1=20W。図2は2×20²×0.1=80Wです。変更後を変更前で割って倍率を出します。
③ 正答の根拠
80÷20=4なのでニです。負荷の合計電力は同じでも、電線に流れる電流が2倍になると損失は4倍です。
④ 他の選択肢と迷う点
ハの2倍は電流の倍率をそのまま損失の倍率とした誤りです。イ・ロは変更の向きを逆に考えた値です。
⑤ これだけ覚える
配線損失は電流の2乗に比例。10A→20Aなら、同じ抵抗で損失4倍。
演習7 不平衡時の中性線の電圧降下
図のような単相3線式回路において,電線1線当たりの抵抗が0.1 Ωのとき,a–b間の電圧[V]は。

答えを選択してください。
イ.99
ロ.100
ハ.101
ニ.102
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正解:ロ.100
① 条件を読む
電源は片側103V、上側負荷20A、下側負荷10Aです。a–bは上側負荷の電圧で、中性線にも差の電流が流れます。
② 解く手順
中性線電流は20−10=10Aで、負荷側中性点bから電源側へ戻ります。上側外線の降下は20×0.1=2V、中性線は10×0.1=1Vです。
③ 正答の根拠
上側負荷の電圧は103−2−1=100Vなのでロ。外線だけでなく中性線の1Vも差し引きます。
④ 他の選択肢と迷う点
ハの101Vは中性線の降下を無視した値、ニの102Vは差の10Aによる1Vだけを差し引いた値です。イの99Vは中性線にも20Aが流れるとした場合の値です。
⑤ これだけ覚える
不平衡の中性線電流は抵抗負荷電流の差。測る負荷側へ向かう経路の降下を確認。
演習8 平衡時の負荷電圧
図のような単相3線式回路において,電線1線当たりの抵抗が0.2 Ωのとき,a–b間の電圧[V]は。

答えを選択してください。
イ.96
ロ.100
ハ.102
ニ.106
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正解:ハ.102
① 条件を読む
電源は片側104V、上下の負荷電流はともに10Aです。a–bは上側負荷の端子電圧です。
② 解く手順
電流が等しいので中性線電流は0A。上側外線の電圧降下だけを計算すると10×0.2=2Vです。
③ 正答の根拠
a–b間は104−2=102Vなのでハです。中性線の抵抗が図にあっても、電流0Aなら降下も0Vです。
④ 他の選択肢と迷う点
ロの100Vは中性線にも10Aが流れるとして2Vを余計に引いた値です。ニの106Vは降下を加算した値で、イの96Vも図の電流条件に合いません。
⑤ これだけ覚える
平衡時の負荷電圧は電源の片側電圧−外線1本の電圧降下。
演習9 スイッチ操作後の負荷電圧
図のような単相3線式回路において,抵抗負荷は3.3 Ωで一定である。スイッチSを開いているとき,図中の電圧Vは99 Vであった。
この状態からスイッチSを閉じた場合,電圧Vはどのように変化するか。
ただし,電源電圧は105 V一定で,電線1線当たりの抵抗は0.1 Ωとする。

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イ.3 V下がる。
ロ.変化しない。
ハ.1 V上がる。
ニ.3 V上がる。
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正解:ニ.3 V上がる。
① 条件を読む
Sを開くと上側負荷だけが接続され、99Vです。Sを閉じると上下に同じ3.3Ωの抵抗が接続され、平衡します。
② 解く手順
開いているときは99÷3.3=30Aで、外線と中性線に各3Vの降下があります。閉じた後は中性線電流が0Aになり、各負荷の電流は105÷(3.3+0.1)≒30.88Aです。
③ 正答の根拠
閉じた後の負荷電圧は30.88…×3.3≒101.91V。99Vから約2.91V上がるので、最も近い「3V上がる」のニです。
④ 他の選択肢と迷う点
イは負荷を追加すると必ず電圧が下がると思った場合に選びやすい答えです。ロは中性線の降下がなくなる変化を無視し、ハの1Vも計算結果に合いません。
⑤ これだけ覚える
等しい負荷を反対側へ接続すると平衡し、中性線の降下が消える。抵抗一定なら電流も計算し直す。
分岐点から遮断器まで|3m・8mの条件
ここで求める許容電流は、分岐側の遮断器より手前のa–b間の電線に対するものです。
演習10 10m先の遮断器と電線
図のように定格電流125 Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して,10 mの位置に過電流遮断器を施設するとき,a–b間の電線の許容電流の最小値[A]は。

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イ.44
ロ.57
ハ.69
ニ.89
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正解:ハ.69
① 条件を読む
幹線の遮断器は125A、分岐点aから分岐側の遮断器まで10mです。問われるのはその手前のa–b間の電線の許容電流です。
② 解く手順
分岐側の過電流遮断器は原則として分岐点から3m以下に設けます。例外として、電線の許容電流が幹線の遮断器定格の55%以上なら3mを超えられ、35%以上の場合は長さ8m以下に限られます。
③ 正答の根拠
10mは8mを超えるため55%の条件です。125×0.55=68.75A。最小を満たす選択肢は69Aで、ハです。
④ 他の選択肢と迷う点
イの44Aは35%相当で10mには適用できません。ロの57Aも68.75Aに届かず、ニの89Aは満たしますが最小ではありません。
⑤ これだけ覚える
分岐点から遮断器まで:原則3m以下。35%以上なら8m以下、55%以上ならこの距離制限なし。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第1項第一号。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
演習11 6m先の遮断器と電線
図のように定格電流100 Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して,6 mの位置に過電流遮断器を施設するとき,a–b間の電線の許容電流の最小値[A]は。

答えを選択してください。
イ.25
ロ.35
ハ.45
ニ.55
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正解:ロ.35
① 条件を読む
幹線の遮断器は100A、分岐点aから分岐側の遮断器まで6mです。問われるのはその手前のa–b間の電線の許容電流です。
② 解く手順
分岐側の過電流遮断器は原則として分岐点から3m以下に設けます。例外として、電線の許容電流が幹線の遮断器定格の55%以上なら3mを超えられ、35%以上の場合は長さ8m以下に限られます。
③ 正答の根拠
6mは3m超・8m以下なので35%の条件です。100×0.35=35Aとなり、ロです。
④ 他の選択肢と迷う点
イの25Aは必要な35Aに届きません。ハ・ニは条件を満たしても、問われた最小値ではありません。
⑤ これだけ覚える
分岐点から遮断器まで:原則3m以下。35%以上なら8m以下、55%以上ならこの距離制限なし。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第1項第一号。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
演習12 7m先の遮断器と電線
図のように定格電流50 Aの過電流遮断器で保護された低圧屋内幹線から分岐して,7 mの位置に過電流遮断器を施設するとき,a–b間の電線の許容電流の最小値[A]は。

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イ.12.5
ロ.17.5
ハ.22.5
ニ.27.5
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正解:ロ.17.5
① 条件を読む
幹線の遮断器は50A、分岐点aから分岐側の遮断器まで7mです。問われるのはその手前のa–b間の電線の許容電流です。
② 解く手順
分岐側の過電流遮断器は原則として分岐点から3m以下に設けます。例外として、電線の許容電流が幹線の遮断器定格の55%以上なら3mを超えられ、35%以上の場合は長さ8m以下に限られます。
③ 正答の根拠
7mは3m超・8m以下なので35%の条件です。50×0.35=17.5Aとなり、ロです。
④ 他の選択肢と迷う点
イの12.5Aは必要な17.5Aに届きません。ハ・ニは条件を満たしても、問われた最小値ではありません。
⑤ これだけ覚える
分岐点から遮断器まで:原則3m以下。35%以上なら8m以下、55%以上ならこの距離制限なし。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第1項第一号。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
遮断器・電線・コンセントの組合せ
5回分で同じ判断手順を練習します。選択肢の位置は年度により異なるので、図の数値を読み取ってください。
演習13 遮断器・電線・コンセントの組合せ
低圧屋内配線の分岐回路の設計で,配線用遮断器,分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして,適切なものは。
ただし,分岐点から配線用遮断器までは3 m,配線用遮断器からコンセントまでは8 mとし,電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
また,コンセントは兼用コンセントではないものとする。
答えを選択してください。
イ.
ロ.
ハ.
ニ.
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正解:イ.20A/2.0mm/20Aコンセント2個
① 条件を読む
全選択肢で分岐点から遮断器まで3m、その先のコンセントまで8mです。コンセントは兼用ではありません。図の電線の単位がmmかmm²かも確認します。
② 解く手順
遮断器→電線→コンセントの順で表に当てはめます。20A配線用遮断器の回路は電線直径1.6mm以上・コンセント20A以下。30A回路は直径2.6mm又は断面積5.5mm²以上・コンセント20A以上30A以下。40A回路は断面積8mm²以上・コンセント30A以上40A以下が基準です。
③ 正答の根拠
イは20A配線用遮断器・2.0mm・20Aコンセント2個で、両方の条件を満たします。
④ 他の選択肢と迷う点
ロは30A回路に2.0mmで細すぎ、ハは20A回路に30Aコンセントで不適合です。ニは電線2.6mmは満たしますが、30A回路に15Aコンセントが不適合です。
⑤ これだけ覚える
電線の太さとコンセント定格を別々に判定。15Aコンセント2個を足して30A用にはできない。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第2項・149-1表・149-3表。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
演習14 遮断器・電線・コンセントの組合せ
低圧屋内配線の分岐回路の設計で,配線用遮断器,分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして,適切なものは。
ただし,分岐点から配線用遮断器までは3 m,配線用遮断器からコンセントまでは8 mとし,電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
また,コンセントは兼用コンセントではないものとする。
答えを選択してください。
イ.
ロ.
ハ.
ニ.
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正解:ロ.20A/2.0mm/20Aコンセント2個
① 条件を読む
全選択肢で分岐点から遮断器まで3m、その先のコンセントまで8mです。コンセントは兼用ではありません。図の電線の単位がmmかmm²かも確認します。
② 解く手順
遮断器→電線→コンセントの順で表に当てはめます。20A配線用遮断器の回路は電線直径1.6mm以上・コンセント20A以下。30A回路は直径2.6mm又は断面積5.5mm²以上・コンセント20A以上30A以下。40A回路は断面積8mm²以上・コンセント30A以上40A以下が基準です。
③ 正答の根拠
ロは20A配線用遮断器・2.0mm・20Aコンセント2個で適切です。
④ 他の選択肢と迷う点
イは電線5.5mm²が適切でも15Aコンセントが30A回路に不適合。ハは30A回路に2.0mmで細すぎます。ニは20A回路に30Aコンセントが不適合です。
⑤ これだけ覚える
電線の太さとコンセント定格を別々に判定。15Aコンセント2個を足して30A用にはできない。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第2項・149-1表・149-3表。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
演習15 遮断器・電線・コンセントの組合せ
低圧屋内配線の分岐回路の設計で,配線用遮断器,分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして,適切なものは。
ただし,分岐点から配線用遮断器までは3 m,配線用遮断器からコンセントまでは8 mとし,電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
また,コンセントは兼用コンセントではないものとする。
答えを選択してください。
イ.
ロ.
ハ.
ニ.
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正解:ニ.20A/2.0mm/20Aコンセント2個
① 条件を読む
全選択肢で分岐点から遮断器まで3m、その先のコンセントまで8mです。コンセントは兼用ではありません。図の電線の単位がmmかmm²かも確認します。
② 解く手順
遮断器→電線→コンセントの順で表に当てはめます。20A配線用遮断器の回路は電線直径1.6mm以上・コンセント20A以下。30A回路は直径2.6mm又は断面積5.5mm²以上・コンセント20A以上30A以下。40A回路は断面積8mm²以上・コンセント30A以上40A以下が基準です。
③ 正答の根拠
ニは20A配線用遮断器・2.0mm・20Aコンセント2個で適切です。
④ 他の選択肢と迷う点
イは30A回路に2.0mmで細すぎます。ロは電線が太くても、20A回路に30Aコンセントが不適合。ハは30A回路に15Aコンセントで、2個あっても不適合です。
⑤ これだけ覚える
電線の太さとコンセント定格を別々に判定。15Aコンセント2個を足して30A用にはできない。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第2項・149-1表・149-3表。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
演習16 遮断器・電線・コンセントの組合せ
低圧屋内配線の分岐回路の設計で,配線用遮断器,分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして,適切なものは。
ただし,分岐点から配線用遮断器までは3 m,配線用遮断器からコンセントまでは8 mとし,電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
また,コンセントは兼用コンセントではないものとする。
答えを選択してください。
イ.
ロ.
ハ.
ニ.
答え・短い解説を見る
正解:ハ.40A/8mm²/30Aコンセント1個
① 条件を読む
全選択肢で分岐点から遮断器まで3m、その先のコンセントまで8mです。コンセントは兼用ではありません。図の電線の単位がmmかmm²かも確認します。
② 解く手順
遮断器→電線→コンセントの順で表に当てはめます。20A配線用遮断器の回路は電線直径1.6mm以上・コンセント20A以下。30A回路は直径2.6mm又は断面積5.5mm²以上・コンセント20A以上30A以下。40A回路は断面積8mm²以上・コンセント30A以上40A以下が基準です。
③ 正答の根拠
ハは40A配線用遮断器・8mm²・30Aコンセント1個。40A回路には8mm²以上、コンセントは30A以上40A以下なので適切です。
④ 他の選択肢と迷う点
イは20A回路に30Aコンセントで不適合。ロは30A回路に2.0mmで細すぎます。ニは30A回路に15Aコンセントが不適合で、2個の定格を足して30Aとは扱いません。
⑤ これだけ覚える
電線の太さとコンセント定格を別々に判定。15Aコンセント2個を足して30A用にはできない。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第2項・149-1表・149-3表。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
演習17 遮断器・電線・コンセントの組合せ
低圧屋内配線の分岐回路の設計で,配線用遮断器,分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして,適切なものは。
ただし,分岐点から配線用遮断器までは3 m,配線用遮断器からコンセントまでは8 mとし,電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
また,コンセントは兼用コンセントではないものとする。
答えを選択してください。
イ.
ロ.
ハ.
ニ.
答え・短い解説を見る
正解:ハ.20A/2.0mm/20Aコンセント1個
① 条件を読む
全選択肢で分岐点から遮断器まで3m、その先のコンセントまで8mです。コンセントは兼用ではありません。図の電線の単位がmmかmm²かも確認します。
② 解く手順
遮断器→電線→コンセントの順で表に当てはめます。20A配線用遮断器の回路は電線直径1.6mm以上・コンセント20A以下。30A回路は直径2.6mm又は断面積5.5mm²以上・コンセント20A以上30A以下。40A回路は断面積8mm²以上・コンセント30A以上40A以下が基準です。
③ 正答の根拠
ハは20A配線用遮断器・2.0mm・20Aコンセント1個で適切です。
④ 他の選択肢と迷う点
イは20A回路に30Aコンセントが不適合。ロは30A回路に2.0mmで細すぎます。ニは30A回路に15Aコンセントが不適合で、2個にしても変わりません。
⑤ これだけ覚える
電線の太さとコンセント定格を別々に判定。15Aコンセント2個を足して30A用にはできない。
基準の確認先:電気設備の技術基準の解釈第149条第2項・149-1表・149-3表。上の説明は本問の条件に合わせた要約です。
間違えた問題は、数値より条件を見直そう
電圧降下なら「片道か往復か」「その区間に何A流れるか」。単相3線式なら「両側の負荷電流が等しいか」。分岐回路なら「遮断器までの距離」「電線の太さ」「コンセント1個の定格」を言葉で確認してから、もう一度計算してみましょう。
出典・編集について
問題文・選択肢・図・表の出典は一般財団法人 電気技術者試験センターです。著作権は同センターに帰属します。教育目的の過去問演習として掲載しています。問題文・四択は改行・空白・句読点・単位・下付き文字・端子名のダッシュ等の表示を整理しました。条件・数値・選択肢の順序は変更していません。図・表は公式PDFから必要範囲を切り出し、余白を調整しWebP化しています。図を描き直したり、生成画像に置き換えたりしていません。見出しと解説は電工現場ラボの独自編集で、公式解説ではありません。
- 令和6年度上期第二種電気工事士学科試験(2024年5月26日実施)
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問題PDF/公式解答PDF
公式問題・解答一覧と使用上の留意点/経済産業省:電気設備の技術基準の解釈
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