コンセントの送り配線は何口まで?電気工事士向けに許容範囲を解説


コンセントの送り配線とは?

送り配線とは、1つのコンセントから次のコンセントへ電源を分岐していく配線方法です。
住宅配線では一般的に使用される方法です。

1つの回路で複数のコンセントを設置できます。
施工効率が良いため多くの現場で採用されています。


送り配線は何口まで可能?

結論として、明確な口数制限はありません。
ただし回路容量内で使用する必要があります。

一般的な目安

20A回路
→ 5〜8口程度

これは使用状況を考慮した目安です。


なぜ制限が必要?

送り配線を増やしすぎると以下の問題があります。

・過負荷
・電圧降下
・配線発熱
・ブレーカー動作

特に同時使用すると電流が集中します。


回路容量で判断する

コンセントの口数ではなく、使用電流で判断します。

電子レンジ
約15A

ドライヤー
約12A

同時使用で20Aを超える可能性があります。

送り配線が多いほど注意が必要です。


配線サイズも重要

一般的にコンセント回路はVVF2.0mmを使用します。
20A回路に対応できます。

送り配線が長い場合は電圧降下に注意します。


現場での目安

一般住宅では以下が目安です。

1部屋
→ 2〜4口

1回路
→ 5〜8口

これくらいが安全です。


注意点

以下は避けます。

・キッチン集中
・エアコン同一回路
・大容量機器集中

専用回路を設ける方が安全です。


まとめ

送り配線は

口数制限なし
ただし容量内で使用

目安

20A回路
5〜8口

使用電流を考慮して設計しましょう。